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作り手の声 RoToTo デザイナー 石井 大介さん

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素材を知りつくしたデザイナーだから実現した、最高の履き心地

靴下の産地で育った石井さんが、今季からスタートした靴下専門のブランド「RoToTo(ロトト)」。
「まずは素材選びから始まります」という靴下は、機能性と使い心地を徹底的に追求して作られた最高の履き心地。季節にあわせた素材選びや、肌触りへのこだわりも非常に深い。
これからの活躍がますます期待される靴下ブランド。

RoToTo
靴下工場で勤務経験のあるデザイナー石井大介氏が、2014年にスタートした靴下ブランド。
素材選びからこだわった靴下はすべて、靴下の産地・奈良県広陵町で生産されている。

原料ベースでものづくりをしたいなと思っていたんです。

石井さんはもともと、靴下の産地のご出身なんですよね?

はい。奈良県の広陵町という町が、靴下の生産量日本一の産地なんですが、僕はその隣町の大和高田市で育ちました。
僕が生まれた80年代前半は、現在よりも靴下産業が盛んで、この界隈の多くの方が靴下の生産に携わっていました。僕の母親も靴下の内職をしていた時期があって、最近ではその頃の話で盛り上がることもあります(笑)。
あと、土地柄、靴下ってもらうことが多くて、買う習慣がなかったんです。だから、大人になってから靴下を買うことがなんだか不思議な感覚でしたね。

靴下のデザイナーになる前は、どういったお仕事をされていたんですか。

服飾の専門学校を卒業して、中国生産メインのアパレルメーカーに5年ほど勤務した後、地元の靴下工場に就職しました。元々ものづくりが大好きで、海外での生産を知れば知るほど、「日本のものづくり」への興味が大きくなって。同時にその頃、オーガニック素材に興味を持ち始めたところだったんです。タイミングよく、地元にオーガニックコットンに力をいれている靴下工場があると知り、企画・デザイナー兼営業として4年ほどお世話になりました。いざ工場の中で働いてみると、知らなかったことが見えてきたし、アパレルではなかなか勉強できない、糸や原料のこともたくさん学ばせていただきました。

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どの靴下を手にしても、肌触りがよく、季節ごとに選ぶ楽しみが増えそう。

その工場でのご経験が、RoToToが生まれるきっかけになったんですね。

ええ。靴下工場で勉強させていただいた知識もあって、ずっと原料ベースでものづくりをしたいなと思っていたんです。

日常で使って心地いいかどうかが基準。

実際に、工場に足を運んで作られてるんですよね。

はい。地元に住んでいることもあり、頻繁に通っています。社長や職人さんの趣味の話とか奈良の話とか、靴下を作る上での「靴下あるある」的な話とか…仕事以外の話で盛り上がることも多いです。

商品の企画やデザインをするときは、どういったシチュエーションを想定するんですか?

やはり、デイリーユースのものなので、季節によって変わってくる側面もありますし、「自分だったらこんな靴下が欲しいな」と思うものを作っています。あくまで、「日常で使って心地いいか」を基準にしています。
その上で、一番こだわっているのが素材です。「通気性はこれがいいな」とか、まずは素材を考えて、心地よさを追求していきます。

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「コットンとリネンをミックスしたらどうなるかな」とか、原料ベースで企画やデザインをしていく。

僕も履いていて、一般のものと何か違うなと感じるものがあります。

やはり、産地で作っている強みで、現場の職人さんと直接話して作っているところは、他社との大きな違いだと思います。
以前勤めていた工場は、糸を原料から作るようなところだったので、素材のことをすごく勉強させてもらったんですね。
だから、「夏ならこの素材を使うと通気性がよくなるな」とか「コットンとリネンをミックスしたらどうなるかな」とか原料ベースで企画やデザインをするんです。
そして、素材選びの先にあるのが履き心地。原料をわかっていないと、ただの靴下で終わってしまう。

やはり、この履き心地は原料の組み合わせによって成り立つところが大きいのでしょうか?

それに加えて、やはり職人さんの技術です。自身が工場にいた経験から、「ここはもっとこうできるんじゃないか」と、つっこんだお話ができるので。それは普通のデザイナーさんではむつかしいところだと思います。

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どういった流れで、靴下って製品化されるんですか?

まず、「こんなのが欲しいな」という企画からスタートします。
そこから、頭の中で糸と糸を組み合わせるんです。
「リネンとウールを混ぜたら、通気性と保温性とが混ざって冬でも使えるかな」と言う風に。
それから今度は、どの編み機を使うかを考えます。靴下づくりにおいては、素材や形状によって使える編み機が変わってくるので、どの機械を使うかは重要なところなんです。
そのあとに、色の配色や丈といったデザインの部分ですね。それを絵に起こして、工場の方と話しあっていきます。機械の制約があるから、なんでもかんでもできるわけではないのですが、そこが靴下づくりの面白いところですね。

職人さんと時間をかけて、じっくり話し合いながら作る。

デザイン優先、というよりは、素材から組み立てていくんですね。

そうです。
同じデザインでも、素材によって履き心地がまったく変わってくるので、どういう感触にしたいかで糸と糸の組み合わせをチョイスして、パズルみたいにあてはめていく感じですね。そういった意味では、服のデザインとはかなりちがうかもしれませんね。

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現場に入り込んで作っているこだわりをすごく感じるんですよね。人間関係がちゃんとできているからこそなんだろうなぁと思います。

そうですね。理想のものを作るには、工場の職人さんと時間をかけてじっくり話し合う必要があるので。「これだったらあの編み機で応用がきくんじゃないか」というようなひらめきにたどりつくまでに、時間がかかるんですよね。でも、それが決まるとあとはスムーズに進みます。

やはり、工場でいざ作るときの工程が、大変なところなんですね。

そうですね。新しいこととなると、僕も職人さんもわからないところからのスタートなので、話し合ってアイディアを見出していかなければならないことが多くて。
でも、逆にいえば、靴下は小さくて形も決まっているようにみえるんですが、まだまだできることの可能性が大きいアイテムだと思うんです。

普通の形にみえるけど、従来とは違う特殊な編み方でできている。

具体的にいうと、どのようなこだわりがあるんでしょうか。

あまり話しすぎると、企業秘密に触れちゃうので、言える範囲になってしまうんですが…(笑)。
たとえば、「Pile foot cover」という商品は、職人さんと一から形を考えた商品です。靴を履いても見えにくいデザインなのですが、そういった靴下にありがちな脱げやすさを解消する設計になっています。かつ、クッション性を高めるために底をパイル生地にしたんです。
一見、普通の形にみえるんですけど、従来とは違う特殊な編み方をしなければできない構造なんです。その作り方をどうするかの部分に、職人さんと一緒にアイディアを絞りだして作っていくんです。

他の商品についてはいかがですか。

リネンショートリブソックスは、赤とベージュの色の付いてる部分はリネン、黒い編み目はコットンなんですね。
2種類の素材を使い、内側、つまり肌にあたる部分にコットンがあたるように編むことで、やわらかくて肌触りのいい商品に仕上げています。かつ、リネンの通気性も兼ね添えているという優れ物です。

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通気性がよく、夏にぴったりのリネンショートリブソックス。内側の、清涼感のあるさらさらとした肌触りがやみつきに。

ラインソックスについてはいかがですか?

これも、一見すると、ごく普通のラインソックスなんですが、台数の少ない特殊な編み機を使い、職人さんの技術によってソフトな履き心地になっています。あと、通常のパイル編みのものよりもパイルの毛足が長いので、履き心地がいいんです。

たしかに、ふわふわしているのにフィット感がしっかりありますね。

絨毯みたいでしょ。真夏だとちょっと暑いかもしれませんけど(笑)。
ラインの部分の見え方も、レトロな風合いにしたくて、つまってるかんじよりはすこしざっくりと編みたてています。

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一見普通にみえる靴下も、相当の時間をかけて履き心地のいいものになっている。

朝起きて、靴下を選ぶときに、つい手が伸びてしまうお気に入りの靴下ってあると思うんですよ。僕は、そういうものを作っていきたい。

デザイン性が強いものはたくさん売っているけど、ここまで素材をしっかり考えられている商品ってほとんどないですよね。

「デザイン性のある商品はありませんか?」と問われることも多いのですが、僕はもともとそこを目指して商品を作っているわけではないんです。
「靴下なんて履けばどれも同じ」、という方も少なくないと思います。僕も靴下工場で働く前は正直そう思っていたんです。だけど、一度いい素材のものを履くとやめられなくなる。素材のよさや、履き心地のいい靴下に出会っていない消費者の方がまだまだ多いと思うので、たかが靴下だけどこんなにも違うということを知っていただきたいなぁ、と。
朝起きて、靴下を選ぶときに、つい手が伸びてしまうお気に入りの靴下ってあると思うんですよ。僕は、そういうものばかりを作っていきたいんです。それが、RoToToの原点ですね。

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最後に、ユーザーの方にお伝えたいしたいことはありますか。

履き心地を追求しているところはもちろんですが、靴下って、いろんな人の手がかかっているものなんですよね。「機械で編んだら、はい、完成」ではなくて、工程がとても多い。
つま先縫いやシワを伸ばす蒸気セット、傷見(きずみ)と呼ばれる検品作業、パッケージ加工など、それらすべての工程に人の手がかかっているんです。
そういう、いろんな人の手が加わっているからこそのあたたかさとか、現場の人の想いを伝えていきたいという強い想いがあります。
逆に、現場の方たちも、「この靴下好評ですよ」って伝えると、すごく喜んでもらえるんです。そういった意味で、消費者と職人の方々との距離を少しでも近づけるものづくりをしたいなと思っています。

靴下の産地、広陵町とは?

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全国一の靴下の産地、奈良県広陵町では全国で作られる靴下の約4割が生産されている。明治時代から靴下産業が活発となったこの地域には、昔は日本全国から出稼ぎに来る人々もいて活気づいていたそう。現在でも、編み機を巧みに操る職人さんや、内職に励むお母さん方が多くおり、どこか人のぬくもりを感じる名産地だ。

編み機ってどんなもの?

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写真は、ダブルシリンダー機と呼ばれる編み機。
円筒のシリンダーがくるくると回転しながら、中に組み込まれた針を動して筒状に編んでいく。基本は、靴下の履き口から編み始め、本体は正回転、かかと・つま先を半回転で編むことで足の形に仕上がっていく。RoToToの靴下は、これに応用を利かせた編み方で作られることも多い。

fin.

インタビュアー:杵築佳明(バイヤー)
ライター:山森彩
フォトグラファー:山元裕人

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